PON(Passive Optical Network)は、シェアードアクセスとも呼ばれるPassive Double Star型のネットワーク構成である。光スプリッタ(光カプラ)と呼ばれる光受動素子で1本の光ケーブルを分岐させて、ケーブルの延長距離の短縮と、中継局装置の数の減少を図っている。
次のような種類がある。
A-PON (ATM-PON)
ATM(Asynchronous Transfer Mode)をプロトコルとして用いたもの。
BPON (Broadband PON)
WDM(波長分割多重)を用いたもの。あるいはITU-T G.983シリーズで標準化されたATM-PONを指す。
E-PON (Ethernet-PON)
イーサネットをプロトコルとして用いたもの。
GE-PON (Gigabit Ethernet-PON)
ギガビットイーサネットをプロトコルとして用いたもの。特にIEEE802.3ahとして標準化されたものを指すことが多い。
G-PON (Gigabit PON)
ITU-T G.984シリーズで標準化されたPON。
今のところGE-PONを利用したサービスの多くは、各ユーザー側端末(端末装置)から、各ユーザーが共有している局終端装置(OLT:Optical Line Terminal)までの回線のスループットが、1Gbpsとなっているだけである。ユーザー側端末の最大通信速度は100Mbpsに制限されるが、それでもその部分の回線はバックボーンとしては広くなっているので、多くのユーザーが一斉に通信を始めても速度が低下しにくいというメリットはある。また一部にはユーザ側端末スループットが1Gbpsとなっているサービスもあるが、いずれにせよOLTから先のコアネットワークまでのバックボーン回線が細いなど、そう簡単にユーザ端末側の公称速度通りのスループットは出ないのが実状である。(cf.ボトルネック)
posted by FTTH at 04:15
|
FTTH